問題 11 【正解】4
介護におけるコミュニケーション技術に関する問題です。
- 介護記録は、どのような内容であっても介護職員と利用者などとの応答を逐語的に記録する必要はなく、的確かつ簡潔に書く。
- 誤り
- 介護記録は、的確かつ簡潔に書くのが原則であるが、必要に応じて、介護職員と利用者などとの応答を逐語的に記録する必要もある。
- 事実関係がはっきりとつかめない場合は、想像や推測で表現を曖昧にして書くとよい。
- 誤り
- 事実関係がはっきりとつかめない場合は、客観的な事実なのか、書いた人の主観に基づくものなのかがわかるように、表現を整理しておく。
- 記録の内容は何を記録に残すのかの判断は行わず、何もかもすべて記録するようにする。
- 誤り
- 何から何まで書いてしまうと何が大切で何か大切でないかわからなくなるので、何を記録に残すのかの判断が重要である。
- 介護過程を実践していくなかでは、関わりの意図やそれに対する利用者からの反応や言葉などについても明確に表現されているとわかりやすい。
- 正しい
- 設問のとおりである。介護過程において利用者からの反応や言葉などについても明確に表現されていると、その記録を読むだけで、行ったことと結果がよくわかる。
- チームケアの一員である専門職として提供したサービスの責任の所在を明確にしないために、記録後に書名や捺印の必要はない。
- 誤り
- チームケアの一員である専門職として提供したサービスの責任の所在を明確にするために、記録後に書名や捺印の必要がある。