問題 26 【正解】4
こころとからだのしくみと生活支援技術に関する問題です。
- 衣服は、外部からの刺激から皮膚を守る保護的機能があるが、発汗や皮脂を閉じ込めてしまうため、衛生的機能としては低い。
- 誤り
- 発汗や皮脂など体内からの分泌物などを吸収して、皮膚の清潔を保持する役割がある。
- 衣服は自分らしさを表現する最も身近なツールであるため、所属する集団の規範や慣習により定められた衣服を着ることは控えたい。
- 誤り
- 衣服には、個性の表現だけでなく、社会生活への適応という役割もあり、所属する集団の規範や慣習に見あった衣服を着ることも大切である。
- からだの動きを妨げないために、からだより大きめのサイズの衣服を選ぶ。
- 誤り
- 衣服を選ぶときには、からだにあったサイズで、伸縮性があり機能的な素材のものを選ぶ。
- まひや拘縮のため更衣が自分で行えない場合は、自力で行えるように衣服に工夫を加える。
- 正しい
- 設問のとおりである。衣服に工夫があると、残された健側による更衣ができ、残存能力の維持・向上につながる。
- 季節や時間の感覚がない認知症の人の場合、刺激を与えないように年中できるだけ同じ衣服を選ぶ。
- 誤り
- 季節感や時間の感覚を呼び起こすために、季節にあった衣服を選ぶようにする。