問題 1 【正解 = 4】
介護における尊厳の保持・自立支援に関する問題です。
- ノーマライゼーションの理念は、アメリカのマズローによって打ち出された考え方である。
- 誤り
- ノーマライゼーションは、デンマークのバンク・ミケルセンによって「1959年法」という法律の中で打ち出された考え方である。
- イギリスでは1834年に「新救貧法」が制定され、ノーマライゼーションの理念に則った施策が行われた。
- 誤り
- 設問の「新救貧法」では「劣等処遇の法則」が出された。これは、社会的・身体的に何らかの援助を必要とする人々は一般の国民よりも”劣った人”であり、自立している一般国民よりも低いレベルの生活を送らなければならないという考え方である。ノーマライゼーションの理念とは相反する考え方と言える。
- 高齢者介護においては、利用者は介護施設のスケジュールに合わせた「ノーマルな(普通の)生活」を送る事により、ノーマライゼーションの理念を具現化している。
- 誤り
- 設問の状態はノーマライゼーションの理念を具現化しているとは言えない。利用者本人にとっての「ノーマルな(普通の)生活」とは何かを理解する事が介護におけるノーマライゼーションにおいて重要である。
- 1995(平成7)年の『障害者白書』では、4つのバリア(物理的バリア、制度のバリア、文化・情報のバリア、意識のバリア)が示された。
- 正しい
- 設問のとおりです。
- ユニバーサルデザインの概念は、ノーマライゼーションの理念とは相反する概念である。
- 誤り
- ユニバーサルデザインとは、年齢や障害の有無などにかかわらず、できるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインすることをいう。ユニバーサルデザインの概念は、ノーマライゼーションの理念を実際の社会生活において実現していくための考え方の一つと捉える事ができる。