問題 14 【正解 = 4】

認知症の理解に関する問題です。

  1. 認知症の人たちは、自分が認知症であることを理解していることが多い。
    誤り
    認知症の人たちの一つの特徴として「病識がない」、つまり自分が病気であることを理解できないことが多くみられます。
  2. 認知症の中核症状は治ることがほとんどである。
    誤り
    現代医学においては、認知症の中核症状が「治る」といえるような状態にまではできません。
  3. 認知症介護においては、そのひとの「できないこと」にのみ注目する。
    誤り
    認知症介護においては、そのひとの「できないこと」や「失われてしまった能力」ばかりをみるのではなく、残された能力や意欲を見出していくとともに、その人の生きてきた歴史をしっかりと理解して関わる姿勢が求められます。
  4. 認知症介護の現場では、近年「パーソン・センタード・ケア」という考え方が広がっている。
    正しい
    設問のとおりです。
    「パーソン・センタード・ケア」とは、「その人を中心に」おいて認知症介護を考えていく考え方です。「パーソン・センタード・ケア」では、認知症の人の言動の特徴や問題となる行動に対し、「認知症」という面ばかりに焦点を当てるのではなく、その人の生きてきた歴史を含め、全人的な興味を持って関わっていきます。
  5. 認知症になると、精神機能(意識、記憶、知覚、思考、感情、意欲、自我意識などの機能)は一気に衰える。
    誤り
    認知症になると、新しいことを記憶することや抽象的な思考能力、段取りを立てて物事を進めていく能力は顕著に衰えますが、感情的な面についての感受性や表現力は比較的保持されやすいです。認知症になっても精神機能は一気に衰えるわけではありません。
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