問題 15
認知症の原因となる主な疾患に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
- アルツハイマー型認知症を発症する原因は、いまだ不明である。
- 脳血管性認知症では、脳梗塞や脳出血などで障害された機能と、障害されていない正常な機能が混在してみられる「まだら認知症」が特徴である。
- 前頭側頭葉変性症(ピック病)では、初期より著しい記憶障害が現れることで周囲が発症に気づくことが多い。
- レビー小体型認知症の初期には、実際にはいない小動物や人などが見える幻視や、見間違いの症状が現れる特微かある。
- 慢性硬膜下血腫は、転倒や転落などで頭を打った後3週間〜3か月程度経ってから症状が現れるのが特徴である。